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国産コーヒー「沖縄コーヒー」とは?農園体験もできるって本当?

コーヒーは毎日飲む、という方も多いのではないでしょうか。産地や種類、味、ブランド、多種多様なコーヒーはこだわり始めたらとっても深いですよね。
コーヒーの産地といえばブラジルやベトナム、コロンビアなど海外の暖かい気候の土地が多いイメージがあると思います。日本で飲まれているコーヒーのほとんどは輸入に頼っているんです。
コーヒーを育てるのに適した環境というのは、土壌・気候・標高などが複雑に関係してます。
その中で日本は栽培環境にはあまり向いていないとされているのです。
しかし、実は日本でも稀にコーヒーを生産しているところがあるのです!その一つが沖縄コーヒー。
そんな珍しい国産コーヒー「沖縄コーヒー」とはどのようなものなのか、まとめました。

基本情報

沖縄のコーヒーの歴史は明治時代から100年近く続いています。現在栽培されているコーヒーの木は、1972年に沖縄からブラジルに移民していた人が里帰りした際、持ち帰った種から育ったといわれています。現在では70以上の農家さんがコーヒー栽培を行っているそうですが、本格的に市場に出しているのはその中のほんの数件。
沖縄でコーヒーを栽培するのは台風や突然発生する病害虫が原因で収穫量が安定しないのだそう・・・
そのような状況の中でも栽培されている農家さんには感謝しかないですね!
国産コーヒーが栽培されているということは近年になってから取り上げられるようになり徐々に広まってきたそうです。
沖縄コーヒーはアラビカ種のニューワールド(ムンドノーボ)という品種が多く、豊かな風味としっかりとした酸味があります。香り・甘味・苦味のバランスがよく、すっきりとした後味で飲みやすいのが特徴です。
国産コーヒーの安定供給や愛好者拡大、コーヒー文化の向上などを目的に、2017年には沖縄コーヒー協会も設立されています。
コーヒーは苗から3年、種から収穫までは5年もかかるんだそう。
1杯のコーヒーになるまでにたくさんの工程があり、簡単に工程を見るだけでも

  • 栽培
  • 収穫
  • 脱穀
  • 乾燥
  • 焙煎

と、私たちが普段おいしいコーヒーを飲めているのも海外含め、コーヒー農家さんが手間暇かけて作ってくれているんですね。

沖縄コーヒー農園で体験ができる!?

コーヒーの木を2000本以上栽培している大型の農園は観光農園を生業としています。
なので、調べてみると複数の農園で、農園散策や手摘み収穫体験、焙煎・ドリップ体験ができるんです!
コーヒー好きにはたまらないですね!
いくつかおすすめの体験ができる農園を紹介します。

中山コーヒー園

シーズンは収穫体験もできます。それ以外の期間は、農園散策と収穫済みの生豆を使った体験ができます。コーヒーの種子から1杯のコーヒーになるまでの一連の体験ができます。山深く自然の多い場所のため、農薬は一切使用せずに栽培されているそう。
また、ハーブ園も併設されているので別途そちらの体験もできたり、限定で農園キャンプも楽しめちゃうんだとか!

又吉コーヒー園

コーヒーの種子から1杯のコーヒーになるまでの一連の体験ができます。隣にはマンゴー園も。また、カフェがあったり、ジップラインやバギーライドツアーなんかもできて一日中楽しめちゃいます!コテージ、キャンプ場、キャンピングカー泊までできるので一日遊んでそのまま泊まるなんてことも・・・

安里コーヒー農園

生豆100gを購入し、それを焙煎、試飲したり、農園見学、農園主とお話できちゃうプランになっています。余ったコーヒー豆は持って帰ることができます。ここは口コミによると栽培方法や栽培するうえでの体験、台風などの対策などいろいろと教えてもらえ、とても勉強になるとのことです。コーヒーが好きで詳しく知りたいという人にはたまりませんね!

※収穫のシーズンは11月ごろ~4月ごろまで。台風や農園によって開始時期が前後するので、予約前に確認しておきましょう。

まとめ

日本での栽培は難しいと言われている中で、生産されている貴重な国産コーヒー。生産者さん方の努力や試行がうかがえます。こんなに丁寧に作られているコーヒー、一度は試してみたいですね。また、農園見学や体験ができるのもいいですよね!実際の生産者さんや農園に触れてみて、もっとコーヒーを好きになりましょう。世界中の様々なコーヒーを楽しむ中に日本の国産コーヒーもぜひ、入れてみてください。

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